薄毛女性にならないためにおこなう日々のケア
薄毛にならないためにできる日々のケアって?
この記事では、薄毛女性にならないためにおこなう日々のケアについてお伝えします。
女性が薄毛になる原因としては、血流不全やホルモンバランスの乱れが考えられます。
もともと血行がよくなかったり、ホルモンの分泌量が少ないなどの遺伝的な要因もありますが、日々の生活の中で知らず知らずに血流不全やホルモンバランスの乱れを引き起こす行動をとっていることがほとんどです。
生活を見直してみると、薄毛を予防するために自分でケアできる事が結構あるのです。
薄毛が気になりだしたら、まずは生活を振り返ってみましょう。
ストレスをためすぎない
仕事でもプライベートでも、どうしても人は人と関わっていかなければいけません。
気にくわないことがあればイライラ。
相手の不条理さにガチギレ。
多少なりともストレスを抱えながら生活しているものです。
適度なストレスはカラダにいい緊張感を与えるので、いいものだとされますが、ためすぎは禁物です。
処理しきれないストレスはカラダによくない影響を及ぼし、ホルモンの分泌がうまくいかなくなることがあります。
ホルモンの分泌がおかしくなれば、髪の生育によくない影響を及ぼすことも十分考えられるのです。
ストレスは適度に発散して、ためこみすぎないようにしましょう。
気晴らしの散歩やジムでの運動で体を動かすのもいいですし、カラオケに行って大声で歌うというのもいいでしょう。
「こういう時のストレスはこれで発散できる!」というものをいくつか自分で持っていると、使い分けができていいかもしれませんね。
睡眠をしっかりとる
いきなりですが、あなたの普段の睡眠時間は何時間ですか?
十分な睡眠をとらずに、明け方まで友達と遊んだり、ネットやSNSに夢中で夜更かしばかりしていませんか?
睡眠時間は心身のリラックス&メンテナンスタイム。
疲労を回復したり、代謝を促進したりと、カラダのあちこちで起きている間に受けたダメージを修復しているのです。
きちんとした睡眠をとることで、肌質が改善されたり、頭皮に十分に栄養が行き渡って太くしっかりした髪の毛が生育されます。
睡眠不足はメンテナンスタイムが十分にとれていない状態です。
ダメージを受けた肌は十分に修復できずにところどころボロボロ。
髪の毛も、必要な栄養が供給されず、生育が中途半端になってしまい、本来の髪質とは程遠い状態に。
一時の愉しさにかまけて睡眠を十分にとらないでいると、若々しいあなたの髪の毛もあっという間に抜け落ちていくことになるのです。
「1時間寝なかったら、髪の毛が○○本抜ける」とか、「○○時間寝たらお肌つやつや」などといった気持ちで、髪や肌をいたわる気持ちがあるなら、できるだけ睡眠をとるよう心がけましょう。
まずは、しっかり睡眠をとった時と、寝不足だった時の髪や肌の質感を実際に確かめてみることです。
睡眠をとった時とそうでない時との差を感じるようになれば、毎晩毎晩寝ずにスマホを見るなんてことはしなくなるのではないでしょうか?
肩や首のコリをほぐす
スマホやパソコンのやりすぎで、多くの女性が肩や首が凝っているといわれます。
コリはそれぞれの周りの筋肉に十分に血液が行き渡らずに起きる現象です。
首や肩が凝っていれば、もちろんその上にも十分に血液が巡っていないことがわかるでしょう。
それでは、血液の行き渡らなくなった肩や首の上には何がありますか?
肩や首のコリをそのままにしておくと、その上にある頭にまで血液が行かなくなる恐れがあるのです。
そして、血流不足は髪の毛の生育には大敵。
放っておけばみるみるうちに髪の毛が薄くなるかもしれません。
デスクワークやスマホを使った後には、首や肩を回したり、マッサージをしたりしてコリをほぐすといいでしょう。
入浴はぬるめのお湯にじっくり半身つかって、全身の血行を良くしてから上がるようにしましょう。
大酒・深酒はしない
みんなでワイワイお酒を飲みつつ騒いでしまい、休みの日はいつも二日酔い。
お酒は美味しいですし、気分をアゲる愉しいものです。
ただ、お酒を多く飲む人は皮脂の分泌が多くなると言われています。
大酒を飲んで家に帰ってもお風呂に入る気力などなく、その日のうちに髪を洗わなかったりすれば、毛穴に皮脂がつまって髪の生育を阻害する恐れが。
また、お酒を飲んで楽しくなったせいで、夜更かしを繰り返していれば睡眠不足にもなります。
さらに、二日酔いになるようなら、肝臓がアルコールを分解しきれずにいる証拠。
肝臓に知らず知らずのうちに負担をかけているのです。
肝臓に負担がかかるくらいに深酒をしていれば、肌や頭皮にまでメンテナンスがされないまま朝を迎えているかもしれません。
適度なアルコールは血流を促し、深い眠りへと誘いますが、大酒・深酒は、髪だけでなく肌やカラダにもいいことはありません。
十分に睡眠がとれて、血行のためにきちんとお風呂に入れるくらいの適量をわきまえておくことが大切です。
まとめ
薄毛にならないためのケアのポイントは、血行の促進とホルモンバランスの調整です。
振り返ってみると、日々の暮らしの中で髪の生育によくないことをいろいろやってしまっていることがわかります。
進行しつつある薄毛を抑えるためには、髪の生育によくない生活は改めるほうがいい。
ただ、いろんなことを我慢したり無理矢理やめたせいで、ストレスがたまって仕方がないということも。
そうなってしまうのは本末転倒。
無理に何でもダメだと抑えようとせず、自分のペースで髪の生育にいい生活を心がけることから始めていきましょう。
あなた自身の髪の状態はどうなっているのでしょうか?
生活態度を改めるとはいっても、自分の髪が復活する見込みがないのに努力をするのはなかなか難しいでしょう。
一度自分の髪や頭皮の状態がどうなっているかを専門家に見てもらうことをおすすめします。
薄毛治療を専門に行っているクリニックの中には、無料で髪についてのカウンセリングをしてくれるところもあります。
まずは現状を把握することから始めましょう。